La Fille Mal Gardee

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レニングラード国立バレエ 「バヤデルカ」

  1. Mikhairovsky Theatre
  2. 2008.05.12 Mon 02:23
Людвиг Минкс
Баядерка
балет в 3-х действиях

キャスト:
ニキヤ:エカテリーナ・バルチェンコ
ソロル:ピョートル・バルチェンコ
ラジャ:アンドレイ・ブレグバージェ
ガムザッティ:オリガ・ステパノワ
大僧正:マラート・シェムヌーノフ
苦行僧:ウラジミール・ツァール
ブロンズ・アイドル:アレクサンドル・クズネッツォフ

音楽:ルドウィク・ミンクス
振付:マリウス・プティパ
                             2008年5月10日 ミハイロフスキー劇場にて

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ニキヤを踊ったエカテリーナ・バルチェンコは、(おそらく)初見のダンサー。彼女の踊る“インドの舞姫”は、妖艶なニキヤでもなく、憂いを帯びた儚げなニキヤでもなく、芯の強さを持った現代的な女性という感じでした。
ひとつひとつのポーズはとても美しいのですが、そのポジションに入るまでの動きが雑で、なんだかカックンカックンとした踊り方。振り付けをこなすことに精一杯なようで、優雅な踊りとは言い難かったです。
特に音楽が早くなるとその傾向が顕著。二幕の毒蛇に噛まれる直前のアレグロなど、いろいろな意味で切羽詰まった踊り方でした( ̄□ ̄)
ただ、「ぜひまた見てみたい!」と思わせる、魅力的なダンサーではありました。

一方ソロル役のピョートル・バルチェンコは、とても紳士的な踊り方!重心がスッと上に上がっていて、跳躍も高く、思わず惚れ惚れするようなダンサーした。長身なだけに小回りはきかないように見えましたが、ダイナミックで、しかし下品になることもなく、まさに理想的なソロル!

また、ガムザッティを踊ったオリガ・ステパノワは、“一途だけれど世間知らずでワガママなお嬢様”を見事に演じていて素晴らしかったです。ただ、彼女は、パドドゥを踊るときよりもソロで踊るときのほうが生き生きとして華があるように思います。そのため、最初のアダージオなどではコールドを踊るミリツィワやコチュビラに、つい目がいくことが多かったです。
それにしてもミリツィワやコチュビラが端役を務めるとは、なんとも豪華な舞台!
マールイのソリストはよく働きますね( ̄▽ ̄;)
そしてブロンズ・アイドルを踊ったクズネッツォフもよかった!ジャンプにキレがあって、機敏でした。あの独特の動きに(?)なぜか座席後方からクスクス笑う声まで聞こえてきましたが・・・( ̄Д ̄;)
考えてみれば、ブロンズ・アイドルってかなりコミカルな振り付けですよね。

そしてそして・・・素晴らしかったマラート・シェミウーノフ@大僧正!!!!
柔らかな手の動きが、いい意味できもちわるかったです。マールイのバヤデルカは寺院崩壊まで演出されていますから、ラストで荒地に一人たたずむ大僧正さまが、可愛くて仕方ありませんでした(笑)

3階席で900ルーブル(=4500円弱)。とても楽しめた舞台でした。

Calender

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Author:aяisa
バレエやミュージカル、演劇鑑賞がすきな20代です。
基本的にはロシアの、しかもクラシック作品のバレエが好き。
ただしストライクゾーンはどこまでも広い(というか目移りしやすい)ので、最近では、女性ダンサーはロシア、男はフランス(主にパリ・オペラ座)、振付家はドイツ(特にノイマイヤーとジョン・クランコ!)と、勝手に棲み分けさせて納得しています。
長年のバレエ鑑賞趣味が高じ、勢いあまってロシア語に挑戦。キリル文字に悪戦苦闘する日々・・・。
ただいまペテルブルグよりバレエ・レビュー発信中です!

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